職業体験実施!

先日、2025年7月3日(木)・4日(金)の2日間にわたり、中学校の生徒さんを対象とした職業体験を実施しましたので、その様子をお伝えします💨💨

 

1日目:土木現場での体験

午前中は本社にて、建設業の仕事内容や職種、総合建設業についての説明からスタート。

 

1日目の職業体験にて、本社で会社についての説明を受けている様子の画像。

 

 

 

その後、建設部の社員から最新技術「BIM」についての講習を受けました。

 

本社にて、建築部の社員から最新技術の設計ソフト体験をしている様子の画像

 

 

BIMってなに?

BIM(Building Information Modeling)とは、建物の設計・施工・管理までの情報を3Dモデルで一元管理する技術です。従来の2D図面ではわかりにくかった部分も3Dで確認できるため、設計ミスの早期発見や施工効率の向上につながります。建設業のデジタル化の最前線とも言える技術です!

午後:砂防堰堤工事現場へ

午後は軽井沢町の浅間山麓で行われている「濁川第一砂防堰堤工事」現場へ移動しました。

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場全体の様子。

 

砂防堰堤とは?

砂防堰堤(さぼうえんてい)は、浅間山が噴火した際に発生する土砂崩れや火山流による被害を軽減するための重要な防災施設です。土砂や流木をせき止め、下流の住宅地を守る役割を担っています。

現場では工事内容の説明を受けた後、3D設計体験や25トンの重ダンプ乗車体験も実施。

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場の事務所内にて、工事内容について説明を受けている様子の画像

 

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場の事務所内にて、3D設計を体験中の様子。 

 

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場の事務所内にて、3D設計体験をしている様子の画像。

 

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場にて、ICT建機の説明を受けている様子の画像

 

濁川第一 砂防堰堤工事の現場で25Tダンプ車に乗車体験をするために乗り込んでいる様子の画像 

 

 

25Tのダンプ車の乗車を終えて降りて歩いている様子の画像

 

参加した生徒さんは貴重な体験に笑顔いっぱいでした!

 

2日目:建築現場と生コン工場見学
午前:児童館建設現場

午前中は佐久市取出町で建設中の児童館施設を見学。

 

佐久市野沢にて建設中の児童館の全体の様子の画像

 

現場担当者から建設工程の説明を受けた後、実際に建物内を見学しました👀

 

2日目の長野県佐久市中込に建設中の野沢児童館の現場見学。事務所内で工事内容の説明を受けている様子の画像。

 

建築現場の建設中の建物内へ歩いて向かっている様子の画像。

 

 

建築の現場見学。建設中の建物内へ入ろうとしている様子の画像。

 

ちょうど「墨出し」作業を見学することができました。

 

2日目中学生の職業体験。先輩社員と会話をしつつ、墨だし作業を見学をしている様子。

 

墨出しの今昔

昔の墨出し:建築現場で垂直・水平を確認する作業は、伝統的には墨つぼと呼ばれる道具を使い、墨汁で線を引いていました。熟練の技が必要な作業でした。

現在の墨出し:現代ではレーザー測定器を使用し、正確な垂直・水平のラインをレーザー光で投影します。デジタル技術の活用で、より高精度かつ効率的に作業できるようになりました。

 

また、若手社員から会社に入社して、実際に働いてみての感想を直接聞くなど、お話しができる貴重なチャンスがありました✨

 

先輩社員と高注している様子の画像。

 

2日目中学生の職業体験。建物内の2階の天井を施工している様子を見ている画像

 

また熱中症対策として現場で使用されている熱中症指数計についても説明を受けました。

 

職業体験にて建設現場見学で熱中症対策として熱中症指数計を置いていることを説明している様子の画像。

 

中学生の職業体験を実施。建築現場の建物内を見学中の様子。

 

午後:生コン工場見学

午後は生コンクリート工場を訪問。

 

中学生の職業体験にて生コン工場内を歩いて見学している様子の画像。

 

工場見学の前に生コン工場ではどんな仕事をしているのかの説明や、操作室で生コンクリートを実際に作っている様子を教えていました。

 

生コン工場のお仕事を説明している様子の画像。

 

 

品質管理の仕事体験として、スランプ試験*や空気量試験**、強度試験***などを実際に体験しました。

 

(スランプ試験)

中学生小公卿体験。生コン工場にて品質管理のお仕事体験中の様子。スランプ試験をデモンストレーションしているところ。

 

(空気量試験)

品質管理室にて生コンクリート試験体験。空気量の試験をするために生コンクリートを専用容器へ流し込んでいる様子の画像。 

 

中学生職業体験。生コン工場にて生コンクリート試験の空気量試験を体験中。

 

(強度試験)

中学校の職業体験。強度試験実演を見学している様子の画像。

 

スランプ試験*・・・コンクリートがどれくらい流れやすいかを調べる試験です。ちょうどホットケーキの生地のように、固すぎず柔らかすぎない適切な固さであることが大切です。コンクリートが固すぎると型枠の隅々まで行き渡らず、柔らかすぎると強度が出ないため、建物の品質を保つために欠かせない検査です。

 

空気量試験**・・・コンクリートの中にどれくらい小さな気泡が含まれているかを測る試験です。適度な空気の量があると、冬の凍結・融解によるひび割れを防いだり、コンクリートを扱いやすくしたりできます。ただし、空気が多すぎると強度が下がってしまうため、バランスが重要なのです。お菓子作りでいうと、ちょうど良い発泡具合を確認するようなものです。

 

強度試験***・・・コンクリートがどれだけの重さや力に耐えられるかを測る試験です。試験用の円柱状のコンクリートサンプルに圧力をかけて、どのくらいで壊れるかを調べます。この数値が設計で必要とされる強度(呼び強度)を上回れば合格となります。これは家の土台や柱がしっかりと重さを支えられるかを確認する、建物の安全性を保証するための大切な検査です。

 

 

 

 

工場内見学では重機の乗車体験もあり、生徒さんが楽しそうに取り組んでいました( *´艸`)

 

中学生の職業体験。生コン工場内を見学している様子。

 

中学生の職業体験にて工場内の見学している様子の画像。  

 

中学生の職業体験にて生コン工場の重機乗車体験をするところ

 

中学生の職業体験にて生コン工場のミキサー車乗車体験

 

参加した生徒さんは、終始真剣に現場担当者の説明に耳を傾け、建設業について学んでいました(^^♪

 

この体験が将来の進路選択のヒントになってくれたら嬉しいです♪

最先端の3D技術から重機の操作まで、建設業の魅力を少しでも感じていただけたでしょうか?

これからも地域に貢献する建設会社として、若い世代に建設業の魅力を伝えていきたいと思います(‘◇’)ゞ

 

最後になりましたが、お忙しい中ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

濁川砂防堰堤工事に関連する過去のブログはコチラ

無人化施工機械操作講習会【~1日目~】

浅間山火山砂防見学会【2日目 一般公開】

 

無人化施工機械操作の講習会開催

2023年7月20日表彰授与

浅間山噴火の土石流対策『R4濁川第二砂防堰堤工事』現場見学

令和五年一月二十五日風雪害に対する応急復旧活動における表彰

 

 

現場の工事状況や内容を知りたい方は現場ホームページよりご覧いただけます。

現場ホームページはこちらから

 

R6濁川砂防堰堤(にごりがわさぼうえんてい)工事を詳しく知りたい方はこちらをクリックすると専用ページへ移動します。

 

 

 

 

竹花組では一緒に働いてくれる社員を大募集しています!

詳しくは、竹花組採用ページまで☟

 

竹花組採用ページバナー。こちらをクリックすると竹花組の採用ページへ移動します。

 

 

 

また、学生さん向けにインターンシップも開催中です!

詳しくはこちら☟

インターンシップバナー。こちらをクリックするとインターンシップ詳細画面へ移動します。

 

 

         お知らせの一覧に戻る

お問い合わせ

工事のご依頼やご相談などは以下からお気軽にご連絡ください。

0267-53-2345

お問い合わせ

採用特設サイト

竹花組の採用情報は特設サイトにも掲載しています。

       採用特設サイト