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未来をつくるエネルギー!浅科小4年生が学ぶ「五郎兵衛用水」と小水力発電
2025年9月19日(金)、今年も浅科小学校の4年生を対象とした社会科学習授業の一環として、竹花組で施工した小水力発電所に学習見学に来ていただきました。
地域に根ざす偉業を学ぶ
今回の学習は、斜頸学習(※地元の歴史や地理を学ぶ学習)の一環として行われました。学校側が目的とされていたのは、地域に深く残る先人の偉業である五郎兵衛用水やその水源を見学することです。昔の人々が米作りに寄せた思い、そして五郎兵衛用水の開発における苦労と、それが地域にもたらした恩恵について、子どもたちに深く理解してもらうことを目指しています。
私たちも、この地域の歴史と深く結びついた五郎兵衛用水の恩恵を受け、この地に小水力発電所を設置しています。
そのため、一昨年からこの学習の一環として、発電所も学習見学の場としてご利用いただいています。

小水力発電の「ひみつ」を解き明かす
当日は、子どもたちを二つのグループに分け、それぞれ異なる角度から小水力発電について学んでもらいました。
1. ドローン映像で発電所全体を解説
片方のグループには、モニターを使って事前にドローンで撮影した映像を見せながら、発電所の施設全体がどのようになっているのかを説明しました。
普段は立ち入れない場所も、空からの映像で俯瞰(ふかん)できるため、子どもたちも興味津々。
私たちの仕事と発電所の仕組みを具体的にイメージしてもらえたかと思います。

2. 信州大学の先生による特別授業
もう一方のグループには、小水力発電の研究・開発に携わっている信州大学の先生から、模型を使ったわかりやすく丁寧な施設の説明をしていただきました。
今年も大変お忙しい中、信州大学から駆けつけてくださり、専門的な内容を身近に感じられるよう工夫して教えてくださいました。

(小水力発電の新型除塵装置の模型)

(新型クロスフロー水車の模型)

子どもたちは、話してくだっている担当者の説明に集中して聞き、一生懸命にメモを取る姿が印象的でした。
さらに施設内にある装置も見学し、間近で発電所の「心臓部」に触れる機会も持ちました。

楽しいデモンストレーションも!
学習の最後には、弊社が活用しているドローンのデモンストレーションを見学してもらいました。ドローンが勢いよく飛び立つと、子どもたちからは歓声が上がり、楽しそうにはしゃいでいました。
今回の学習を通して、五郎兵衛用水に込められた先人の思いや、現代のクリーンエネルギーである小水力発電について、何か一つでも子どもたちの心に響く学びがあったなら、私たちも大変嬉しく思います。
(ドローン飛行デモンストレーション)
(ドローン空撮)

地域への想い
弊社は、これからも社員一同、この素晴らしい地域への貢献を続けてまいります。
今回の見学を通じて学んだ浅科小学校の皆さんが、この地域の歴史や偉業を知り、大切に思い、そして将来、この地域をより活性化させていってくれることを心から願っています。
就職活動を始めた皆さんや、弊社の記事を読んでくださった皆さんにとっても、私たちが地域と未来に対してどのような想いを持って事業に取り組んでいるかを感じていただけたら幸いです。
五郎兵衛用水発電所に関する過去のブログはコチラから☟☟
