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五郎兵衛用水発電所 ~現場&施設見学👀編~
前回は、五郎兵衛用水発電所の竣工式についての内容でしたが、
今回は発電所ができる途中の様子も含めて施設見学の様子をお伝えしていこうと思います
(^^)
竣工式後は、たくさんの方が見学をされていました(*^-^*)
最初に建物内からの見学でした♪
五郎兵衛用水発電所は、
信濃川水系鹿曲川(かくまがわ)浅科堰から取水する、かんがい用水路(五郎兵衛用水路)の落差、流水を利用する小水力発電所です。
こちらの発電所の総落差は43.08mになるそうです!
【施設説明の様子】
【見学の様子】
【新型クロスフロー水車】
施設より少し離れた場所に新型除塵装置が設置されているヘッドタンクがあり、
その装置によりごみが取り除かれた水が水圧管路を通って『新型クロスフロー水車』という水車のハネが回ります。
その回転で発電機を回して、電気を起こし、送電・蓄電するというしくみになっているそうです(*´ω`)
水車に流す水量はガイドべーンという弁で調節され、水車の回転が一定になるようにコンピューターで計算されて調節・管理しているとのことでした。
施工中は、コンピューターで正確に測れるようにするために機械を寸分の狂いもなく水平に設置することがとても大変だったんだそうです。。。💦
【発電施設から上方にあるヘッドタンクへ続く通路の施工中の様子】
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【完成後の様子】
こちらの通路の下に『水圧管路』が敷設されています。
建物からヘッドタンクがある所まで歩いて向かいましたが、
少し距離があるのと、傾斜がかなりあるので到着した時には息が上がっていました。。。
(*_*;💦
とても良い運動になりました(笑)
【施設上方 ヘッドタンク(新型除塵装置)】
【施工中の様子】
⇓ ⇓ ⇓
【完成後の様子】
取水した水の中に落葉等のごみ(塵芥)がそのまま水圧管路や水車の中に流れると、詰まらせて故障する原因になるのでこちらの装置で綺麗に取り除く必要があります。
従来の除塵装置は、スクリーンといわれる金網にごみをひっかけて、溜まったごみは機械的なもので掻き上げる、もしくは人が取り除くというものだったのが、
こちらの新型除塵装置は、水が流れてくる勢いをそのまま使って溜まったごみを自分で洗い流すので労力がいらなく、かつ、電気がいらないのが特徴だそうです(^^)/
そして可動部がないのでメンテナンスの必要がなく装置の寿命も長く、水の流れを使うため無電源で働きます。
スクリーンの隙間も1ミリ以下のごみ以外は全て取り除かれるので、水圧管路や水車の中が詰まることないので長期的に運用、年間発電・送電ができるとのことでした。
(竣工式 新技術概要説明担当者様のお話より)
これからこの自然エネルギーを利用した小水力発電所によって、
より地域活性化に繋がり、皆様の生活がより豊かになることを祈っております。
見学させていただきありがとうございました!
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