農用地造成の現場へ! 💨 馬取山田地区工事見学レポート

こんにちは!

今回のブログは、

昨年11月(2024年)の秋に行った、長野県軽井沢町発地で進行中の

「令和5年度 経営体育成基盤整備事業 馬取山田地区 農用地造成工事」の現場見学の思い出を振り返ってみようと思います。

 

馬鳥山田地区農用地造成工事現場

 

軽井沢町の発地(ほっち)の馬取山田地区の農用地造成工事現場の上空写真

 

実は、この工事現場は、もともと水田地帯だった土地を、今度は畑へと変えて野菜などを育てるためのものなんです。

地下水が高く、田んぼにはぴったりの環境ですが、畑として使うには適度な水はけが必要。

そこで、地下水脈を現状の高さから下80センチに下げるために、地中に暗渠(あんきょ)パイプを入れるという先進的な工事が始まっています。暗渠パイプは、排水路に垂直に約9m間隔で設置され、地下水を集めて最後は排水路へと排出する仕組みになっているんですよ。

 

私が見学した時(昨年11月)は、まさに排水路の拡大工事を間近で見せてもらいました。

 

【水路拡大工事の様子】

水路拡大工事の拡大した水路の画像

 

現状の水路では水が溢れてしまうため、もともと流れていた水を仮設の水路に変えて流しながら、拡大作業を進めていたんです。

 

ところが、元は水田地帯ということもあり、至るところにぬかるみがあって、なんとショベルカーがぬかるみにハマってしまい、その脱出に半日以上もかかってしまったそうです。

このエピソードを聞いたときは、工事現場の大変さと、それでも現場を乗り越えようとするスタッフの情熱に感動しました。

 

【工事前の水路】

工事前の水路

 

【仮排水路】

仮設水路

 

また、排水路の設置については、広大な土地を対象としていることや工事スケジュールの都合上、月に100メートルずつしか伸ばせないという厳しい条件があるんです。

片側だけでも全長500メートル、もう一方も合わせれば約1kmもの排水路が必要で、全体が完成した後に一定の区間で暗渠管を入れる計画です。見学時点ではまだ100メートル余りしか完成していなかったのですが、2025年3月を目途に片側の排水路は設置完了予定だそうです。

 

【水路拡大工事の様子】

 

排水路拡大工事に用いられる、コンクリート柵渠の画像

排水路拡大工事に用いるコンクリート柵渠(さくきょ)

農地造成工事の排水路拡大工事の様子の画像

コンクリート柵渠を設置予定の排水路へ移動中

コンクリート柵渠を排水路設置場所へ移動中

排水路へ設置中。。。

 

柵渠を排水路設置中

 

 

この「水田地帯を畑に変える」工事は、試行錯誤しながら進める初めての挑戦であり、技術者や作業員たちにとっても大きなやりがいを感じる仕事のようです。

広大な土地を新たな農用地に変えるための長期プロジェクト。いろんな困難がある中で、少しずつ前進していく姿を、直接現場で感じることができたのは本当に貴重な体験でした。

 

 

ちなみに、現場専用のホームページも作られていて、そこで最新の工事状況や進捗具合が定期的に更新されています。

現場の裏側や、工事の進捗に興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね(^_-)-☆

 

これからも定期的に現場見学に行って、工事の最新の様子やそこで働く皆さんの情熱を皆さんにお伝えできたらと思います。次回もどうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

長野県 北佐久郡 軽井沢町 大字 発地 馬取山田地区 農用地造成工事ホームページはこちら⇊

 

軽井沢町発地馬取山田地区農用地造成工事のホームページに移動します。

 

 

 

 

 

 

 

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